アスタリフト・ポーラの効果は?
ここでは、動画を通じて学んだ成分知識や各アイテムに期待できる効果を分かりやすくまとめています。取り上げるアイテムはこちらです。
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化学の知識で化粧品を辛口レビューする理系男子といえば誰?
忖度(そんたく)無しで有名ブランドをぼろくそに酷評してしまうこともある、Sっけのあるイケメンといえば誰?
もう、おわかりでしょう。
"美容化学者"がずのすけさんです。
私はいつも、本当に価値があるなら高い化粧品も買いたいけど、中身のない雰囲気だけの高級品ならいらない!と思ってきました。
だから、化粧品に配合された成分をしっかり分析して、良いのか悪いのか、値段は高すぎないか、肌への刺激は強くないか、を教えてくれる彼のレビューがとても参考になるんです。
これまでも彼のブログや数冊の書籍を読んできたけれど、最近はユーチューブ動画も見るようになりました。
かずのすけ「高級化粧品 神7」とは?
こちらの動画はかずのすけさんが、「独断と偏見で、唯一無二の何かがあるとか、価格なりの価値があると評価した」高級化粧品を紹介する内容です。
無数にある化粧品の中から、「神7」に選ばれた7つのアイテムが何なのか気になりますよね?
動画は前編と後編に分かれていて、
- 前編…花王・KOSE・P&G・ロート製薬
- 後編…POLA・FUJIFILM・資生堂
をそれぞれ取り上げています。
たまたまだとは思うのですが、前編に登場するブランドについては、私はほとんど使っていなくて、正直あんまり魅力を感じないんですよね(ゴメンナサイ!)
一方、後編はどれもすごく気になっているブランドです。なのでここでは後編の内容に注目してみましょう。
PR│かずのすけがリンクルショットメディカルセラム(POLA)をおすすめする理由
かずのすけさんが最初に紹介したアイテムは、POLAのリンクルショットメディカルセラムです。
こちらは、「シワ改善」という効能としては日本で初めて認められたアイテムです。
リンクルショットメディカルセラムが登場する前までは、シワ改善の効能が認められているのは「乾燥による小ジワ」、つまり肌の表面にある表皮の小さなシワに対してだけでした。
これに対して、リンクルショットメディカルセラムはいわゆる普通のシワ、表皮の奥にある真皮のシワを改善する効能があることが認められたのです。
かずのすけさんによると、肌の表面(角層)は油分に馴染みやすく、肌の奥(真皮付近)は水になじみやすいそうです。
POLAには「油分の中に無理やり水性成分を入れる」技術があり、これによって、通常は浸透しない真皮にまで有効成分「ニールワン」を届けることができるそうです。
シワ改善にはポーラ・資生堂・コーセーのどれが効果的?
私が驚いたのは次のようなコメントでした。
様々なシワ改善の効能の成分があるんですが、最も深くまでのシワの改善効果が期待できるだろうなと考えられるのがこちらのニールワンを使ったリンクルショットメディカルセラムです
実は、POLAよりも後から販売された資生堂やKOSEのシワ改善化粧品もすごく気になっていたんですよね。
資生堂についてはいつも買い物をするショッピングモールにサービスカンターがあるので、一度見に行ったことがあります。
そこの美容部員さんはとても信頼できる人で、その人が勧めるようなら買おうと思っていました。ただそのときは、目当ての製品の在庫がなかったんですよね。予約しないと買えないみたいでした。
その時は残念な気持ちだったのですが、かずのすけさんの動画を見た後では、「どれを選ぶか考える時間ができて、むしろ良かった!」と思っています。
かずのすけさんは「様々なシワ改善の効能の成分がある」と遠まわしの言い方をしていますが、真皮のシワを改善できる成分は多くはないです。はっきり言ってしまうと、POLA以外だと資生堂とKOSEの化粧品くらいしかありません。
なので、かずのすけさんのコメントは「シワ改善に関しては資生堂やKOSEよりもPOLAの方が優れている」と言っているようなものなんです。
かずのすけさんの見解を信じるなら、POLAのリンクルショットメディカルセラムを選ぶのが正解ということになるでしょう。
ポーラ「リンクルショットメディカルセラム」は効果が出るまでに時間がかかる?
ただし、かずのすけさんも言っているように、効果はすぐには出ないようです。1年間くらいは継続するつもりでスキンケアをがんばらないとシワは無くなってくれないみたいです。
確かに時間はかかりますが、昔であればシワの改善はヒアルロン酸とかを注射しないと無理でした。美容医療はけた違いにお金がかかるし、ダウンタイムとか副作用とかも怖いので私はやりたくないです。
スキンケアでシワが改善できるようになっただけでも凄い進歩だと思いますよ。
気になるシワがあり、美容医療よりもスキンケアで改善したいという人なら、リンクルショットメディカルセラムをチェックしてみる価値は十分にあるでしょう。
かずのすけがアスタリフト ジェリーアクアリスタ(FUJIFILM)をおすすめする理由
かずのすけさんがお勧めする次の化粧品は「アスタリフト ジェリーアクアリスタ」でした。
こちらについては、かずのすけさんのブログや書籍を読んでいる私にしてみれば「いつものやつだね」という感じです。
かずのすけさんはアスタリフトの先行美容液であるジェリーアクアリスタをいつも絶賛しています。
動画では、「攻めより守りを重視したジェリー状の美容液」「アスタキサンチンを化粧品に応用して作られた先駆的な製品」と評価していました。
アスタリフト「ジェリーアクアリスタ」のハリ効果とは?
ジェリーアクアリスタのテクスチャーはプリンとかゼリーみたいに、本当にプリンプルンなんですよね。
かずのすけさんによると、これを肌に塗ることで「表面張力でピタッと密着してハリを持たせる」のだそうです。
さきほど見たPOLAのリンクルショットメディカルセラムは、肌表面の表皮の奥にある真皮に浸透していくのが特徴でした。
ジェリーアクアリスタの場合は、むしろ肌表面にとどまることで物理的にハリを作り出してくれるんです。
ジェリーアクアリスタ単体での使用もOK?
そして、保湿成分のセラミドにも注目です。ジェリーアクアリスタには3種類のヒト型セラミドが配合されています。
「肌のバリア機能を底上げして、肌荒れしにくい土台を作ってくれる」とかずのすけさんは言っています。
かずのすけさんは自分自身も敏感肌なので、スキンケアの基本である保湿によるバリア機能の向上をとても大切にしています。
アスタリフトをこれだけ高く評価するのは、敏感肌でも使える低刺激と、保湿力の高さが理由なのは間違いないでしょう。
それから動画の中でまたまた興味深いコメントが飛び出しました!
ジェリーアクアリスタは先行美容液で、「他の化粧品と一緒に使ってね」みたいになっているんですけど、成分の構成で考えるとこれ一本でも十分保湿能力が高い。(中略)けっこう高いので、これだけでもいいんじゃないかくらいの機能を秘めております。
いやー、メーカーの人はきっとライン使いをしてほしいと思っているはずですよ。
かずのすけさんの動画を見たら、みんながジェリーアクアリスタだけを買ってしまわないかちょっと心配に……。
資生堂「クレ・ド・ポー ボーテ」
かずのすけさんが資生堂の中で一番すごい化粧品と評価するのが、クレ・ド・ポー ボーテ「セラムコンサントエクレルシサン」です。
「実質的に日本で一番効果が期待できる美白美容液」と言っていました。
資生堂の美白化粧品というと、私はHAKUの方を思い浮かべるのだけど、クレ・ド・ポー ボーテにも美白化粧品があったんですね。高級すぎる化粧品なのでよく知りませんでした。
かずのすけさんによれば、同じ有効成分を重ねて使うよりも、複数の有効成分を合わせて使った方が美白効果が高まるそうです。
そして、セラムコンサントエクレルシサンには医薬部外品の4種類の成分が配合されています。4種類同時に配合というのはとても珍しいそうです。
ただし、敏感肌のかずのすけさんにとってはマイナスの面もありました。
それは、エタノールです。美白成分をしっかり浸透させる狙いでエタノールが多めに配合されているそうです。
エタノールは肌に刺激を与えるので、敏感肌の人はちょっと使えないかもしれないとのことでした。
「とにかく美白を求めたい」
「私の肌はけっこう強めだ」
という人に試していただきたい、としめくくっています。
かずのすけさんの「神7」をチェックした感想
かずのすけさんがアスタリフトの「ジェリーアクアリスタ」を高く評価しているのは知っていましたが、他の2アイテムをそこまで評価しているというのはちょっと意外でしたね。
今回の「神7」の企画は、他にはないようなスゴイ技術で作られたアイテムを紹介する目的だったそうです。
かずのすけさんは普段、敏感肌用の化粧品を取り上げることが多いのですが、今回は敏感肌用に限定せず、かなり刺激の強いものも選んだとのこと。
普段とはちょっと違った化粧品を取り上げているような気がしたけれど、そんな理由があったんですね。
肌が丈夫でシワを改善したい人にはリンクルショットメディカルセラムを、同じく肌が丈夫で美白ケアをしたい人にはセラムコンサントエクレルシサンを試してみる価値はあるでしょう。
なお敏感肌用としても問題なく使えるのは、後編の3アイテムの中ではジェリーアクアリスタだけだそうです。
なので、肌の刺激を抑えたい人にはジェリーアクアリスタが一番良さそうですね。
ここからは肌の刺激を心配しなくても使えるアイテムとして、かずのすけさんもイチオシのアスタリフトについてさらに詳しく見ていきましょう。
アスタリフト ジェリーの毛穴、ハリ効果は?
年齢を重ねると肌のハリ不足や毛穴の広がりが気になってきますよね。
せっかくエイジングケアをするなら、ハリを取り戻して、毛穴も引き締めたいです。
肌のハリ不足や毛穴が目立つのを何とかしたい人が、ジェリーアクアリスタを使うとどんな変化が期待できのでしょうか?
アスタリフトは肌のくすみやシミにどんな効果があるのかも気になります。順に見ていきましょう!
毛穴が目立つ原因は肌のハリ不足?
毛穴が目立つ原因は、10代頃の若い年代では角栓の詰まりによる毛穴の黒ずみです。30代40代以降になってくると毛穴が目立つ原因も変わってきます。
10代の頃とは違って皮脂の分泌は基本的には少なくなっていきます。それなのに毛穴が目立つ理由は肌の乾燥が考えられます。
肌が乾燥すると、これ以上乾燥させないために過剰に皮脂が分泌されてしまいます。皮脂を沢山出す毛穴は広がって目立ちやすくなります。さらに、肌に残った皮脂は酸化して過酸化脂質というものに変化し、これが皮膚の老化を早めると考えられています。毛穴が目立ちやすい肌というのは、実は毛穴だけではなく毛穴周辺の皮膚の老化も進んでいるのです。
もうひとつ、毛穴を目立たせる原因として忘れてはならないのが肌のたるみ。肌がたるむと毛穴が引っ張られて涙型に広がって、いわゆる「たるみ毛穴」になります。たるみ毛穴は肌のたるみが原因なので、肌のハリを回復させる根本的なエイジングケアが必要です。
そして、そういうケアがちゃんとできるのがアスタリフトなんですよね。
アスタリフト ジェリーの保湿成分「ヒト型セラミド」
一番の注目ポイントはこちらでしょう。
セラミドは肌の角層に含まれる保湿成分で、水と油分が交互に連なるラメラ構造を作る重要な要素です。
コラーゲンやヒアルロン酸といった成分は、本来なら肌の真皮層に存在するもの。化粧品で補っても真皮層までは浸透しないので本来の働きはできません。
これに対してセラミドは、もともと肌の角層で保湿効果を発揮する成分。化粧品で補えば角層に浸透させるのは容易です。つまり、セラミドは肌の中で果たすべき本来の働きをしてくれるのです。
ジェリーアクアリスタにはセラミド3、セラミド6IIという2種類のヒト型セラミドが配合されています。
「加齢肌に不足しているセラミドを集中的に配合」
と、かずのすけさんも高評価しています
アスタリフト ジェリーの抗酸化成分「アスタキサンチン」と「ビタミンC」
ジェリーアクアリスタにはAPPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)というビタミンCが配合されています。
ビタミンCには皮脂の分泌をコントロールする働きや、メラニン色素を還元する美白効果があります。
ほかにも、カニやエビの色素成分で、美容効果が認められてるアスタキサンチンも含まれています。
かずのすけさんによれば、化粧品に含まれるこうした成分は体感が得られるほど効果は大きくないようです。それでも、抗酸化効果のある成分をダブルで配合していることは、皮膚表面の酸化を防ぐものとして一定の評価がされています。
毛穴、肌ハリに対するビタミンCの働き
ビタミンCには皮脂の分泌をコントロールする働きがあるので、過剰な皮脂による毛穴の開きや、酸化した皮脂による毛穴周辺の皮膚の老化を防ぐ効果が期待できそうです。
ビタミンCに注目! エッセンスデスティニーとエッセンスインフィルトを比較
ジェリーアクアリスタ(先行型美容液)にAPPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)というビタミンCが配合されているのを見ました。
実は、アスタリフトでは先行美容液のジェリー以外にも、化粧水の後に使う美容液にもビタミンCは含まれています。
アスタリフトの美容液はエッセンスデスティニー、アスタリフト ホワイトの美容液はエッセンスインフィルトとなっており、それぞれ成分は異なるのですが、ビタミンCはどちらにも配合されています。
2つの美容液に配合されているビタミンC誘導体はリン酸LアスコルビルMgというもので、かなり高価な成分とのこと。肌に強い刺激を与える心配がなく、それでいて、できてしまったシミに対する効果(メラニン色素を還元する働き)を期待できるそうです。
かずのすけさんがエッセンスインフィルトとエッセンスデスティニーをそれぞれどんな風に評価しているのか気になりますよね。
かずのすけの「エッセンスインフィルト」の評価は?
アスタリフト ホワイトの美容液「エッセンスインフィルト」については、かずのすけさんの著書「化学者が美肌コスメを選んだら…」で詳しく取り上げられていました。
この本の中にある美白美容液の項目で、エッセンスインフィルトは一番最初に紹介されており、まさにイチオシアイテムという扱いです。
何がそんなに良いのでしょうか?
かずのすけさんが注目したのは、ビタミンC誘導体でした。
本の受け売りになりますが、安価な化粧品に配合されているグルコシドというビタミンC誘導体は、肌の中でしっかり働いてくれない可能性があるそうです。
エッセンスインフィルトに配合されているビタミンC誘導体にはリン酸LアスコルビルMgが使用されています。こちらはグルコシドよりも高価な成分で、肌を刺激しないようにして、なおかつビタミンCとしての効果をしっかり発揮してくれるそうです。
私はこれまでビタミンCはニキビ対策用?というイメージを持っていました。
実際には、ビタミンCは美白成分でもあり、メラニン色素を「還元する」という働きによってシミをできにくくしたり、また理論的には(濃度次第ではありますが)できてしまったシミにもアプローチできるとのことなので、かなり期待できますね。
かずのすけの「エッセンスデスティニー」の評価は?
かずのすけさんはブログの中でエッセンスデスティニーについて次のように述べています。
低刺激のベース構成に、アスタキサンチン、ビタミンC誘導体、リコピンなどの酸化防止剤や抗糖化成分をふんだんに盛り込んだ美容液として仕上がっており、エイジングケアや、若いうちから肌を若々しく保つための成分が多く含まれているようです。
かずのすけさんはエッセンスデスティニーをエイジングケア用として紹介しています。
さらに、かずのすけさんはエッセンスインフィルトとエッセンスデスティニーを比較して次のように語っています。
アスタリフトのエッセンスインフィルトとよく似ているなと思ったのですが
あっちは結構刺激を感じたのに対してこちらはかなり低刺激な使用感だなと感じました。
エッセンスインフィルトには刺激を感じ、それに比べてエッセンスデスティニーは低刺激だと評価しています。
なお本の中では、エッセンスインフィルトは肌を刺激するアルカリ性ではなく、肌を刺激しにくい中性に調整されており、低刺激だと評価しています。
ブログと本で言っている内容が少し矛盾しているようにも見えますが、次のように考えると納得できます。
かずのすけさんは自分自身が敏感肌なので、普通だったら感じないような刺激にも気がつきます。
アスタリフト ホワイトのエッセンスインフィルトは普通の肌にとっては十分に低刺激ですが、極度の敏感肌の人にとってはそれさえも刺激になることがあるのでしょう。そして、アスタリフトのエッセンスデスティニーは、そのような人でも刺激を感じないほどさらに低刺激だということなのでしょう。
極度の敏感肌の人の場合には、美白ケアが目的のときでもエッセンスインフィルトと同じビタミンC誘導体が入っていて、刺激も小さいアスタリフトを選ぶのもありですね。